ニューカレドニアってどこにあるの?
あまり馴染みがないけど、どんな国なんだろう?
“天国に1番近い島”というキャッチコピーが有名なニューカレドニア。
しかし、どこにあってどんな国なのか、ピンと来ない方も多いのでは?
実はニューカレドニアは国ではなく、フランス領の島なんです!
オーストラリアの東側に位置する島で、日本から意外と近いんですよ。
この記事ではニューカレドニアの場所などの基本情報を、実際に現地を旅行した経験をもとに解説します。
ニューカレドニアのことが、少し身近に感じられるようになりますよ!
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ニューカレドニアはどこにある?
まず、ニューカレドニアは地球のどこにあるのでしょうか?
私は実際に旅行へ行くまで、まったく知りませんでした…お恥ずかしい(笑)
ニューカレドニアの地理的な情報をまとめました!
場所は南半球のオセアニア
ニューカレドニアは、日本から赤道を越えて南へ下ったオーストラリアの東側にあります。
同じくリゾート地で有名なフィジーが近いですね!
本島と複数の離島で構成され、総面積は日本の四国と同じくらい。
手つかずの自然が多く残されており、開発された一部の地域に人口がギュッと凝縮されています。
時差は日本より2時間早い
日本との時差はたった2時間!過ごしやすいですね。
実はニューカレドニアは、日本よりも時差が進んでいる数少ない国なんです。
その理由は、日本が日付変更線における東の端に位置しているから。
日本より東にある(=時差が進んでいる)のはニューカレドニアのほか、ニュージーランドやグアム、ロシアの一部などに限られます。
季節は日本と真逆
日本と同様に季節がありますが、南半球なので真逆になります。
ビーチで泳ぐなら、気温が28℃くらいになる12~2月がおすすめ!
一方「街中の観光メインで海は眺めるだけ」という方は、22℃ほどで過ごしやすい4~6月がピッタリ。
年間を通して湿気が少なく、カラッとしています♪
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成田・羽田空港から約20〜35時間で到着
日本からニューカレドニアへの直行便はなく、シンガポールやオーストラリアで1回乗り継ぎが必要です。
以前は直行便が出ていましたが、感染症や2024年に現地で起きた暴動により、現在は撤退してしまいました…。
時期・曜日によって、所要時間は20~35時間、費用は片道20~70万円と大きく変わります。
なるべく短時間かつ安いフライトで行けるように、必ず航空券を比較しましょう!
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エアカランの乗り心地は快適!
機内食も美味しく、日本語が通じるCAさんもいますよ◎
広大なラグーン”ニューカレドニア・バリア・リーフ”は世界遺産!
ニューカレドニアのお隣、オーストラリアに”グレート・バリア・リーフ“という巨大なサンゴ礁地帯があるのをご存知ですか?
世界遺産のグレート・バリア・リーフですが、実はニューカレドニアのラグーンも世界遺産に登録されています!
“ニューカレドニア・バリア・リーフ“はグレート・バリア・リーフに次ぐ世界2番目の規模で、イルデパン島やウベア島の周辺海域も含まれます。
多様な生き物が暮らす海で、シュノーケリングやダイビングを楽しめるのがニューカレドニアです♪
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ニューカレドニアってどんな国?
オセアニア地域のメラネシアに属するニューカレドニアですが、フランスとメラネシアの特徴をあわせ持つ不思議な文化があります。
実はニューカレドニアは国ではなく、フランス領の島なんです!
独特の文化について、詳しく観ていきましょう♪
正式名称は”フランス領ニューカレドニア”
1つの国だと思われがちなニューカレドニアですが、実はフランス領の一部。
きっかけは、19世紀にフランスの植民地となったことでした。
現在も独立運動が続けられており、街中でもトリコロールと先住民族の2種類の国旗を見かけます。
首都ヌメアはフランス風のオシャレな街並みが広がりますが、一部の離島では植物で作った伝統家屋が今も使われています◎
人口27万人の多民族国家
ニューカレドニアは日本の四国ほどの面積に、たった27万人が暮らしています。
四国の人口が370万人なので、とんでもなく少なく感じますね。
しかもそのほとんどが、首都ヌメアなど一部の地域に集結しているんだとか!
豊富な自然資源が手つかずのまま残っているのも納得です。
そして、民族構成は以下のとおり。
- メラネシア系…4割
- ヨーロッパ系…3割
- その他…2割
ニューカレドニアには大らかな人が多いですが、多様な文化を持つ人々が共生していることも1つの理由かもしれません◎
公用語はフランス語
ニューカレドニアでは一部の先住民族を除き、多くの人がフランス語を話します。
英語もある程度通じますが、言語に自信のない方は翻訳アプリが必須です!
私はフランス語がまったく話せないので、ボンジュール(こんにちは)とメルシー(ありがとう)、カタコトの英語、あとは翻訳アプリで乗り切りました。
ホテルやレストランでは、フランス語と英語が併記されていることが多いですね。
キリスト教徒が多い
ニューカレドニアの人々は、9割近くがキリスト教徒といわれています。
- カトリック…6割
- プロテスタント…3割
- その他の宗教…1割
街中にもいくつか教会があり、有名なのがヌメアのサン・ジョセフ大聖堂ですね!
ちなみに、キリスト教といえばクリスマス。
私は12月に訪れたので、ちょうどココティエ広場をクリスマス仕様に飾り付けているところでした♪
日本人にとって真夏のクリスマスは違和感がありますが、凍えずにイルミネーションを見られるのはいいなぁ…と思ったり。
通貨はCFP・XPF(フラン)
ニューカレドニアはフランス領ですが、ユーロではなくパシフィック・フランが使われています。
正式な表記は”XPF“ですが、現地では”CFP“のほうをよく見かけますね。
日本円とのレートは、2023年12月現在で「1XPF=1.3円」。
ユーロとは「100CFP=0.838ユーロ」の固定レートという点が特徴です。
物価は高いがチップ不要
ニューカレドニアは全体的に物価が高く、日本の1.5~2倍くらいです。
スーパーで買うコカ・コーラのボトルが約150円、ポークソテーのプレートが約3,500円…などなど。
しかし食事関係でいえば、どの店も「高くて美味しいものが大量に提供される」印象でした!
他にも様々な施設やサービスを利用しましたが、ぼったくり感を感じることは1度もなかったです。
日本では馴染みの薄いチップ文化がないのも嬉しいですね。
▼ニューカレドニアの物価や旅行費用についてはこちら
食事はフランス料理が基本
フランス領のニューカレドニアは”プチフランス”ともいわれる美食の街で、フランス風の食文化です。
一方で、冠婚葬祭などでは先住民族カナックから伝わる伝統料理も振る舞われます。
移民の影響でアジア料理の店も多く、様々な食文化が融合しているのが特長です◎
治安の良さは日本と同じくらい
ニューカレドニアは治安が良く、皆さん本当に親切です!
お店で困っていたら他のお客さんが助けてくれたり、車もすぐ歩行者に道を譲ってくれたり…。
いち観光客としては、日本より治安がいいのでは?と感じました。
しかし犯罪が0ではないので、貴重品は必ず身に付け、夜間は出歩かないようにしましょう。
離島では住民にとって神聖な場所があるので、むやみに立ち入ったり写真を撮ったりしないほうが吉です。
ニューカレドニア本島と各離島の魅力
ここまでニューカレドニア全体の地理的・文化的な面を見てきました。
ここからは、ニューカレドニアの中でも代表的な島の魅力を追っていきます!
それぞれ異なる特長があり、きっと訪れたくなりますよ♪
旅の拠点・グランドテール島
ニューカレドニアの本島といえる、観光客が最初に訪れる島です。
北部や中部には雄大な自然が広がり、マリンスポーツやハイキングが盛ん!
一方、南部の首都ヌメアは活気ある街で、マリンスポーツのほかショッピングやグルメも楽しめます。
ヌメアでは離島日帰りツアーなども開催されているので、フランス風の街並みとメラネシアの大自然を両方満喫したい方におすすめです♪
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南太平洋の宝石箱!イルデパン島
ヌメアから国内線で30分、アクセスしやすい離島です。
ここにはぜひとも訪れたい3つのビーチがあります!
- ピッシンヌ・ナチュレル
-
“ピッシンヌ・ナチュレル=天然プール”という名の通り、波のない入江に魚がいっぱい!
シュノーケルの名所として知られています。
- クトビーチ
-
真っ白でフカフカのパウダーサンドが特長◎
ソーダ水のような海がどこまでも続きます。
- カヌメラビーチ
-
深いエメラルドグリーンの海に小さな島が浮かび、幻想的な風景が見られます。
透明度が高く、足元を泳ぐ小魚から砂の粒までハッキリ見えますよ!
世界遺産のサンゴ礁を有するのも、このイルデパン島。
島内はほとんど開発されておらず、先住民族の文化が今も色濃く残っています。
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“天国に1番近い島”ウベア島
ベストセラー小説『天国にいちばん近い島』の舞台となったのがこの島。
25kmのロングビーチは、白いパウダーサンドと青いラグーンがグラデーションのように溶け合っています。
ムリ島へ繋がる”ムリ橋“のほか、神秘的な洞穴”アワナ・ブルーホール“などの絶景は、ぜひ写真に収めたい!
こちらの海も世界遺産に登録されており、シュノーケリングやダイビングが楽しめます。
あくせく観光するのではなく、何もしない贅沢を味わいたい方におすすめです。
マリンスポーツならここ!メトル島
メトル島には、ニューカレドニアで唯一の水上コテージを有するホテル『ダブルツリーbyヒルトン ヌーメア イロ メトル リゾート』があります。
“1島1リゾート”の贅沢な滞在で、心ゆくまでマリンスポーツを楽しめるのが特長!
ジェットスキーやシュノーケリングなどの豊富なツアーは、ダブルツリーに宿泊せずヌメアから日帰りでも参加できます。
美しい海でマリンスポーツ三昧な旅行にしたい方へおすすめですよ♪
※VERTLAへリンクします
無人島でのんびり♪ アメデ島
ヌメアからフェリーで約40分ほどの無人島で、日帰りの観光ツアーが開催されています。
ニューカレドニアを象徴する灯台があり、247段の階段を登るとトルコブルーの絶景が広がります!
他にもダンスショーやサメの餌付けなど、南国ならではの体験ができますよ♪
まとめ
本記事では、以下の内容を解説しました。
ニューカレドニアは南国らしい特徴とフランスの文化が融合した、他にはない魅力を持つ島です。
新婚旅行や女子旅に、ぜひ訪れてみてください♪
以下の記事では私がニューカレドニアを旅行した際の費用を公開しているので、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。