三重県熊野市の『熊野倶楽部』は、楽天トラベルの”「オールインクルーシブ」で滞在を楽しめる高評価&人気の宿ランキング“で5位にランクインする人気の宿泊施設です。
しかし「オールインクルーシブってどんな感じなの?」「『泊まってよかった』と思えるのかな」と気になりますよね…。
結論、『熊野倶楽部』はゆったり過ごす休暇に最適。食も癒しもすべてを満たしてくれる、まさに大人のオアシスです!

「至れり尽くせり」のおもてなしが最高でした…!
本記事では、実際に私が『熊野倶楽部』へ宿泊したときの体験をまとめました。
写真たっぷりで紹介しているので、どんな宿泊体験になるかイメージしやすいですよ♪
「『熊野倶楽部』を予約しようか迷っている」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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『熊野俱楽部』の基本情報


三重県熊野市久生屋町1430
(JR熊野市駅より車で10分/無料送迎バス有)
0597-88-2045
有(無料)
15:00 / 11:00
『熊野倶楽部』は名古屋・大阪・京都から車で約3時間ほどの場所に位置し、JR熊野市駅からは送迎バスも出ています。(要予約)
市街地から離れた大自然の中にあり、静かでプライベート感たっぷり◎
宿泊料金に飲食代・イベント代などが含まれたオールインクルーシブで、自由気ままな滞在ができるのが魅力なんですよ。



全室スイートで、ゆったり贅沢な時間を過ごせます♪
『熊野俱楽部』の過ごし方は?
『熊野倶楽部』では、“好きなものを心ゆくまで楽しむ”過ごし方ができます。
- 地元食材を使った料理や地酒を味わう
- 大浴場や露天風呂でゆったり湯浴みをする
- 様々なアクティビティで、熊野の大自然を堪能する
何もしない贅沢を味わうもよし、敷地内施設やアクティビティを楽しみ尽くすもよし。
日頃のしがらみから離れ、心の向くままに過ごすことができる施設なんですよ◎



正直、私は退屈しないか心配していましたが…。
食事もお風呂も堪能しすぎて忙しいくらいでした(笑)
『熊野俱楽部』チェックインは14時頃が◎
チェックインは15時からのため、客室に入れるのは15時以降です。
しかし私は「14時からアフタヌーンティーが楽しめるらしい」との情報を得たため、14時過ぎにフロントを訪ねました。
駐車場とフロントは道路1本挟んでいますが、フロントの前に一時駐車スペースがあります。


フロントは同様にアフタヌーンティー狙いの人で混んでおり、少し待つことに。
『星空観察会』などアクティビティの案内が掲示してあり、ワクワクが高まります!




館内着(作務衣)は客室内に置いてあるとのことですが、サイズ違いも用意がありました。


チェックイン時に簡単な施設の説明をしてもらえます。夕食・朝食の時間を予約するほか、アクティビティの参加も申し込めますよ。
そして最後に万歩計を渡されます。
「5,000歩、15,000歩を達成するとそれぞれ景品がもらえる」ということで、私は作務衣に付けて歩き回ることにしました。



何がもらえるかは伏せておきます…が、景品をもらってからお土産屋さんを訪れるのがおすすめです!
荷物は客室まで運んでくれるので、フロント外の指定の場所へ置いておけばOKですよ♪
『露天風呂付スーペリアスイート 青龍』に宿泊


15時になると客室へ入れます。
今回私が宿泊したのは『露天風呂付きスーペリアスイート 青龍』で、フロントから5〜10分ほど歩いた棟でした。
意外と登り坂や階段があるので、無料のシャトルバスに乗って行くのもいいですね◎



自然に囲まれた場所にあるので、夜には客室の外から満天の星空を見られます…!
- 定員 …4名
- 和洋室 …バス・トイレ・露天風呂(温泉ではありません)
- 広さ …56㎡
ベッド


畳スペースと仕切りの手前には、セミダブルほどの大きさのベッドが2台ありました。
枕元にはコンセントが2つずつあり、取り合いになる心配はありません。
アメニティ


客室には1人1つ、有名スキンケアブランド・ロクシタンの
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
- ボディクリーム
がありました。
ドライヤーはなんとReFa。アメニティ1つとっても、施設からのおもてなしの気持ちが感じられます。
写真では見えませんが、木箱の中には歯ブラシや綿棒、コットンなどひと通りの消耗品が入っていました。
ドリンク


冷蔵庫には熊野の水・伊勢茶・プレミアムモルツが入っており、自由に飲めます。


uccのコーヒーメーカーも。洗面台とは別で水道が使えるのが、個人的に嬉しかったポイントです◎



私は翌日早起きして、朝日を眺めながらベランダで目覚めの1杯をいただきました。至福のとき…!
露天風呂


部屋の露天風呂は温泉ではなく、給湯器で沸かすタイプ。
外から見えないよう仕切りが高めに設置されていますが、青空を眺めながら開放感たっぷりのバスタイムを楽しめます。
室内にはユニットバスもあるので、お好きなほうを利用できますよ。


パジャマ(館内着)
客室には、上下セパレートタイプの作務衣と足袋が置いてありました。
普段なかなか作務衣を着る機会がないので、旅の気分が高まります!


レストランや大浴場など、敷地内を移動する際は皆こちらを着てウロウロしていました。
柔らかい素材で着心地がよく、リラックスできますよ♪
作務衣にはポケットがないため、ちょっとした外出のためにスマホショルダーを持参すると便利です。



カゴは着替えやタオルを入れるのにぴったりなサイズ!
大浴場へ行くのに使えます。
美食が揃う”オールインクルーシブ”の食事
『熊野倶楽部』最大の魅力といえば、なんといってもオールインクルーシブで楽しむ美食の数々…!
どんなものをいただけるのか、ご紹介しますね。
アフタヌーンティー
フロントで14時にチェックインしたあとは、レストラン『馳走庵』でアフタヌーンティーをいただきましょう。


中へ入ると、地元食材を使ったスイーツや軽食がずらり!
大学芋やわらび餅などの定番和菓子、スパイスを使ったリンゴのコンポート…。


柑橘を使ったガトーショコラや伊勢茶のティラミスなどなど。手の込んだデザートたちは、どれから食べようか迷ってしまいます。


“熊野蜜柑とパイナップルのカレー”なんてものもありました。フルーティーな甘さとココナッツミルクの濃厚さがベストマッチで…食べ過ぎ注意!


もちろん地元産の紅茶やコーヒーは飲み放題。




お昼からビールやワインだって飲み放題です…!


ひと通り盛ってみました。あとで気づいたのですが、アフタヌーンティー用の2段のスタンドも置いてあったようです(笑)


ひとつひとつこだわりが感じられる軽食は美味しく、夕食前にお腹いっぱいになってしまいそうなほどでした。
長旅の疲れがホッと癒されますよ♪
夕食
『熊野倶楽部』の夕食は、会席料理とハーフビュッフェから選べます。
私たちは「松阪牛付きハーフビュッフェ」のプランを予約していたので、アフタヌーンティーと同じくレストラン『馳走庵』へ向かいました。
先ほど並んでいた軽食から打って変わって、ディナーにふさわしいご馳走が用意されています!
三重県産のマグロで作る海鮮丼や…


伊勢海老、三重県産のあおさやお味噌を使った汁物も。


目の前で切ってくれるローストビーフや、お子様が喜ぶ唐揚げ・ちまきもあります。




お酒の種類はアフタヌーンティーの時より充実しており、ノンアルコールカクテルを作れるような配慮もありました。




ビュッフェ台は混雑することもなく、自分のペースでゆったり料理をとることができました。
ひと通り取ったあとはこんな感じ。少食なのでめちゃくちゃ厳選して取りました…!


料理に舌鼓を打っていると、お待ちかねのメイン・松阪牛のステーキがサーブされてきました!


焼きたての松阪牛を頬張ると、上質なお肉特有のサクッとした歯ごたえ。
サシがしっかり入っており、口の中でとろける味わいです…!
付け合わせのお野菜はオーブン焼きなのか、香ばしくジューシーでこれだけでもお代わりしたいくらい。
量は少なく見えるかもしれませんが、食べ応えがあることと他のお料理もたらふく食べていることを考えるとちょうどいいです◎
デザートにはフレッシュなフルーツやケーキ、焼き菓子も用意されていました。


ビュッフェの品数は多いわけではありませんが、地元食材を使い創意工夫を凝らしたメニューが厳選されている印象を受けました。
夕食会場に集まる人数が調整されているため、ビュッフェの順番待ちや品切れが無かったことも嬉しかったです◎
時期によっては松阪牛ではなく伊勢海老がメインのプランもあるそうで、改めてまた来たいと感じられました。



ちなみに食後は、提供されているコーヒーを紙コップへ入れて持ち帰ることができます♪
ラウンジ
『熊野倶楽部』には、ドリンクや地元食材を使ったおつまみが提供されているラウンジがあります。
できれば夜に訪れたいところでしたが、夕食後は満腹になると踏んだ私はお昼に訪れました。


外にはベンチやハンモックがあり、天気がいい日は美しい山々を眺めながら利用できます。


入口を入るとこんな感じ。大きめのソファやテーブルが用意されており、リラックスした時間を過ごせるようになっています。


奥には様々な日本酒が並んでおり、お酒好きにはたまらない空間。


お昼にもかかわらず結構混みあっており、ドリンクやおつまみの写真は撮れませんでした…。
ラインアップはこんな感じです。
- ウイスキー、ビール、ワイン、焼酎、日本酒
- 炭酸飲料、コーヒーなどのノンアルコールドリンク
- 地元産の干物を網で焼けるコーナー
- 柿ピー、駄菓子など乾き物のおつまみ
この干物を焼けるコーナーが特に人気で、少数ですが順番待ちの列もできていました。
私が訪れた日はアジのみりん干しで、日によって異なる干物が提供されているようです。
20:00以降は20歳以上限定の利用となり、ゆったりとした大人の癒し時間を過ごすことができますよ◎
朝食
朝食も夕食と同じく、レストラン『馳走庵』へ。
せいろで温められた出汁巻き卵やお豆腐、地元産の平飼い卵が並びます。


朝食にピッタリのサラダも。個人的に、ナッツやドライフルーツのトッピングも用意されていたのがポイント高め。


マグロはあっさりと食べられる山かけになって提供されていました。


目の前でオムレツも焼いてくれます。できたての卵料理が食べられるのは、朝食ビュッフェの醍醐味ですよね…!


少食ですが、取った料理がこちら。クロワッサンは焼き時間が書いてあり、温かいものをいただけます。


三重県産の豚肉を使ったベーコンやウインナーがとってもジューシー!
他にもあおさの練り物、地元の大内山牛乳を使ったコーンスープ、筑前煮などの定番おかずがあったのですが、食べるのに夢中で撮り忘れてしまいました…。
レストランの外から撮った写真ですが、店内から見える景色はこんな感じ。


青々とした熊野の大自然を眺めながらいただく朝食は、とってもすがすがしい!
1日を気持ちよくスタートさせることができましたよ。
移動はシャトルバスで!充実の施設紹介
山の中に佇む『熊野倶楽部』は敷地が広く、高低差もあります。
そのため敷地内はシャトルバスが運行しており、客室の内線や各施設のスタッフさんへお願いすることで近くまで迎えに来てくれるんですよ◎
どんな施設があるのかご紹介しますね。
フロント


フロントはチェックイン・チェックアウトのほか、アクティビティの集合場所にもなっています。
客室には無いスキンケア用品や、将棋・トランプなどの玩具を借りたい時もここでお願いできますよ。



私は翌日に使うクーラーボックスを冷やしておいてもらいました♪
大浴場
レストラン『馳走庵』に隣接しているのが大浴場です。


中へ入ると、スタッフさんが常駐するカウンターと畳の休憩所があります。
施設内は撮影NGなので、浴場のようすは公式Instagramの写真をご紹介しますね。
こちらの温泉は熊野の”新湯ノ口温泉“のお湯を運び入れているんだそう。
「ポカポカと温かさが持続する」との説明書きがあり、たしかに客室へ戻ったあとも体の芯がじんわり温かい感覚が続いていました◎



とくに露天風呂にあった”寝湯”が最高でした…!
入浴スペースはこじんまりとしていますが、夕食前の時間に行ったところほぼ貸し切り状態でした。
そして、楽しみにしていたのがこちら!


チェックイン時に1人1枚もらえる”牛乳札“です。
大浴場のカウンターでスタッフさんに渡すと、ビールや牛乳・ラムネなど好きなドリンク1つと交換できるんです♪
おいしい湯上がりの1杯に、心までほぐれますよ。


ダイニング
今回は利用しなかったので、こちらも公式Instagramの写真を置いておきます。
夕食をハーフビュッフェではなく会席料理を選んだ場合は、ダイニングでいただくことになります。
しっとりと大人の雰囲気漂う空間で、伊勢海老や松阪牛、地元野菜、海鮮をふんだんに使った会席料理を堪能できるそう◎
ビュッフェではなく、落ち着いて上質なお料理をいただきたい方はこちらを利用するのがおすすめです。
お土産屋


フロントに隣接しており、チェックアウトの前後に立ち寄りやすいお土産屋さんです。
店内はさながらサービスエリアのお土産売り場といった様子で、特産品の海産物や柑橘、梅を使った土産物が並んでいました。
品揃えも近隣のサービスエリアやお土産屋さんと似ているので、合間の時間にこちらで購入していくのが賢いですね◎



とくに梅干しは何種類も置いてあり、どれにしようか悩みました…!
施設内で楽しめる◎盛り沢山のイベント
『熊野倶楽部』は周辺に何もない山の中にあるため、「退屈するんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。
しかし実は滞在中に参加できるイベントがたくさんあり、退屈する暇もないほど!
私が訪れた際に開催されていたものをご紹介します。
星空観察会


“星のソムリエ“として認定を受けたプロの解説付きで、満天の星空を観察するツアーです。
実はツアーへ参加しなくても敷地内から星空を眺められるのですが、さらに絶景が見られるスポットへ移動するとのこと…!
観察スポットまで自分の車で向かうので、お酒を飲まないようにだけ注意してくださいね◎



私は時間と天候の都合で参加できなかったのですが…次に行く機会があればぜひ参加したいです!
トレジャーハント


敷地内に散りばめられた謎を解くと、プレゼントがもらえます。
フロント・ラウンジ・大浴場にパンフレットがあるので、気軽に参加できますよ◎
お子様と一緒に挑戦すれば、万歩計の数字も貯まって一石二鳥ですね。
その他
- ランタン飛ばし
- 地酒ペアリング体験
- 朝ヨガ
- ギターライブ
- クローバーのしおり作り
『熊野倶楽部』では宿泊者を飽きさせないイベントが多数開催されています。
基本的に追加料金はかからず、大人も子どもも楽しめる内容になっているので積極的に参加してみてください♪
『熊野倶楽部』へのアクセスは?
所在地 三重県熊野市久生屋町1430
電車の場合
JR紀勢本線「熊野市駅」から無料送迎バスで10分(予約制)
車の場合
- 名古屋から
東名阪自動車道~伊勢自動車道~紀勢自動車道「熊野大泊I.C.」
国道42号線を南下して約15分 - 大阪から
阪神高速道路~阪和自動車道~南阪奈道路~国道169号線
国道42号線を南下して約15分
『熊野倶楽部』は市街地から離れていますが、意外とアクセスに不便はありません。
電車・車の利用しやすいほうで訪れるのがよいですが、強いて言うなら周辺観光がしやすい車がおすすめです◎
世界遺産・熊野古道のほか、美しい海や歴史ある神社などは車のほうが訪れやすいため、より充実した旅になりますよ。
あわせて行きたい周辺観光スポット
『熊野倶楽部』の周辺には、自然あふれる以下のような観光スポットがあります。
気になったスポットには、ぜひ訪れてみてくださいね!
- 七里御浜(車で約10分)
-
熊野市から御浜町、紀宝町にかけて広がる、約22kmにわたる日本一長い海岸です。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の「浜街道」の一部でもあり、ウォーキングや海水浴に人気ですよ。
- 花の窟神社(車で約10分)
-
日本書紀に登場する”日本最古の神社“といわれており、見るものを圧倒するほどの巨岩が祀られている神社。
近くにはお土産屋さんや休憩所もあり、いつも多くの観光客で賑わっています。
- 丸山千枚田(車で約30分)
-
少し足を延ばすと、「日本の棚田百選」に選ばれた日本最大級の棚田・丸山千枚田が見られます。
一時は530枚まで減少してしまった田ですが、住民たちの保全活動により現在は1,340枚の田が美しい景観を形成しています。
まとめ
『熊野倶楽部』は熊野の大自然に囲まれた環境で、美食や温泉を心ゆくまで堪能できる宿泊施設です。
「日常から離れてゆったり過ごしたい」「自然に触れて家族と穏やかな時間をともにしたい」という方は、ぜひ訪れてみてくださいね♪
本記事が旅の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。